これまで外食の席ではとりあえずビールとなり、それから焼酎に行く人が多くいました。
洋食であればワインが絶対的な位置にあり、いずれにせよ日本酒が出て来る場面は一部の和食専門店を除けば少なくなる一方でした。
しかしながら、それは本当に美味しい飲ませ方を提案出来ていなかったから、かもしれません。
例えば同じ醸造酒の仲間であるワインの場合なら、ワインセラーを使うのがごく一般的に行われています。
こうしないとワインの熟成が進んでしまい、味が落ちてしまうからです。
ところが日本酒の場合にはここまでこだわった保存をしているお店は稀で、常温保存か冷蔵庫での保存程度しかしてこなかったのではないでしょうか。
実は清酒もワインと同じく温度管理は重要なポイントになります。
蒸留酒とは違って生きているお酒である醸造酒は、温度が上がれば熟成が進んで味が変化してしまいます。
そのため酒蔵では、瓶詰めの後には0度以下に冷やして熟成を止めるという管理をしています。
同じ事をお店でも行えば、出来立てのお酒の美味しさをお客様に届けることが出来るのです。
これは味の違いが分かる人に対しての大きな訴求力となります。
逆に温度を上げれば味が変化しますから、こまめに調整することでお店独自の味を作り上げることだって可能になります。
こうした多様な日本酒の楽しみが提案できるのがサケセラーです。
これからのワンランク上のサービスに欠かせないアイテムになるのは、間違いありません。